★皆さんこんにちは
今年は年末の格闘技の復活が決まり桜庭VS青木とヒョードルの参戦が発表されたが、賞味期限切れのパンを「まだ食べれますよ」と出されてるような感じで、いまいちテンションが上がらない。皇帝ヒョードルにもこれ以上晩節を汚してほしくはない。いつまでも60億分の1の男であってほしい。
今日は2+2マガジンの記事から抜粋。
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When to Chase
by Andrew Brokos
Two Plus Two Magazine, Vol. 11, No. 9
私は以前ドローをアグレッシブにプレイする事の重要性を記述した。チェック/コール戦術ではハンドが発展しない限りは勝つ事はできないし、完成した場合に多くのチップを払ってほしいと願うのは望み薄な願望だ。この戦術の創始者はドローにおけるベット(レイズ)のパワーを過小評価し、完成した場合の対価を過大評価している。ドローの問題点はボードを一見しただけで、それとわかる事にあり劣っているハンドでは充分ペイしてくれないのだ。
とは言うものの、私は最近ブラフでポットを直ちに奪う事ができるチャンスがありながらも、ドローを故意にパッシブにプレイする状況に出くわした。
この記事のポイントはドローをパッシブにプレイする戦術をとるにはどのような条件が整えばよいのかを把握する事である。
私はディープスタックの$5-10NLをプレイしていた。皆$3000持ちだ。UTGがレイズ$50。隣の席の私は9d7d。
EPのレイズに対してワンギャップ・スーテッドでコールする事を習慣づけるべきではない。あなたもEPの場合は特にである。だが、私はこのケースでは3つの理由からコールが有益であると判断した。
①オリジナルレイザーはVPIPが高く、ポジションにもあまり関心を持っていない。なので私のエクイティが最低になる唯一のハンドであるオーバーペアに対する心配もする必要がない。
②残りのプレイヤーはパッシブだ。3ベットもきそうにないので、かなりの確率でフロップを見れると読んだ。
③相手のポストフロップでの大きなミスが期待できる。
.ウィークハンド$ウィークポジションで投資する事は一般的には負けるプレイである。そのようなプレイを正当化させる為にはかなりのポテンシャルを秘めた利点が必要だ。
仮にアベレージスタックが$3000ではなくて$2000だとしたら私はフォールドしただろう。
予想通り、プリフロップはラッキーな結果となり、ブラインズのみがコールし私はポジションを勝ち取る事ができた。
フロップ 4c5h6s
ブラインズはチェックで、オリジナルレイザーは$200のポットに$100ベット。
私は彼のベットサイズとタイミングにより、ワンペア以上のハンドは持っていないと確信した。ここでレイズが魅力的に感じる。私はの完全なるアウツはストレート完成の8つしかない(7と9はカウントしないでおこう)。これは、ここでブラフしなければほぼ負けるであろう事を意味している。
仮に私がA7のような違ったドローを持っていればレイズしただろう。このハンドでストレートを完成したとしても、ボードが4568、3456である以上は大きな見返りは期待できない。ビッグポットを勝ち取る為にはビッグハンド以上の物が必要であり、さらに相手にもビッグポットをプレイするに値する(あなたより若干劣っている) ハンドが必要だ。一目でそれとわかるボードではそれは不可能である。
97の特異な点はターンで8がヒットした場合に、相手がセカンドナッツとなる状況を作れる事だ。EPレイザーとのヘッズアップならば条件的に足りていないが、他に2人(ブラインズ)がいるので、誰かが7を持っているチャンスはある。
私はコールしたら喜ばしい事にブラインズもコールした。これは誰かが7を持っている事を強く示唆している。
うれしい事にターンは8h。ナッツだ。皆チェックで私は$600のポットに$300ベットした。Eスタックが$2500以上あるので小さく感じるかもしれないが、私はブラインズのどちらかが7でレイズするか、より悪いハンドでコールしてくれるのではないかと考えた。後ろに多くのスタックがあるこの状況下において、単なる7だけでチェックレイズするのは大きなミスだが、私はそれを期待した。
SBが$1000にレイズ。残り二人はフォールド。私はオールインし彼女はコール。リバーラグで私は300BB以上を勝ち取った。彼女は自らJh7hを見せた。
ラッキーであった事は否定する余地もないが、いつであれ勝つときは運も要素に含まれている。よいポーカーとは運のアドバンテージを最大限いかす事ができる状況下にあなた自身を置く事でもある。
ドローをパッシブにプレイする戦略が最適である状況は
レアで運も必要だが、隠されたドローとEスタックが大きい場合はこの戦術を適用するに値する。ハンドを過大評価しがちな相手に対しては特にそれが言えるだろう。
END
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※次回大阪ポーカーオフは11月22日(日)、12月20日(日)
です。どなたでも気軽にご参加下さい。